今日は、みなさんも経験したことがある、肘をぶつけた時のしびれ。
その神経に問題が起きたケースを紹介しますね^^。

この方は、ここ1年くらい両手の小指側にシビレがあり、なかなか治らないので来院されました。最初はテニスをやっていてシビレを感じ始めたので、テニスを止めたら一時良くなったが、その後仕事でキーボードやマウスを使っていたらシビレがまた再発し、だんだんひどくなってきたという。

 

 

肘の角度によって神経の問題が起こる!?

検査をしていくと、小指に関わる筋肉が両手とも弱くなっていました。また肘の角度が左右ともに男性にしては急で外側に向いていることと、小指の付け根の骨の動きが固いことなどが発見されました。

よく肘をぶつけると痺れると思いますが、その時に痺れを出すのが尺骨神経という肘の下から小指や薬指の方まで向かっている神経です。この方の場合は肘の角度が外側に急に曲がっており、尺骨神経を引き伸ばすようにしていたのがシビレの原因になっていました。また手首の部分でもこの神経を圧迫するような骨の変位があったので、それらに対して治療を行うようにしました。

肘に関してはなるべく角度をまっすぐに戻すように、関節にアプローチし、手首の骨の動きもつけるようにしました。またPC作業や普段のカバンの持ち方など、尺骨神経になるべく負荷がかからないような日常生活上のアドバイスをさせて頂きました。

 

 

今日のpoint

今回の手のしびれの原因は、「肘の角度と手首の骨の変位が、神経に負担をかけていたこと」でした~。

この尺骨神経の絞扼障害は、骨の形状的には女性に多くみられるものですが、パソコンでキーボードやマウスを使う方にもたまにみられることがあります。心当たりの方は是非カイロプラクティックで一度検査を受けてみてください。

 

 

K.K.

 

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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
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